救急車を呼ぶときは
救急車の呼び方(電話)
119番通報すると、通信指令員が救急車の出動に必要なことを、順番にお伺いします。
緊急性が高い場合は、すべてお伺いする前でも救急車が出動します。
あわてず、ゆっくりと答えてください。
救急であることを伝える
- 119番通報をしたら、まず「救急です」と伝えてください。
救急車に来てほしい住所を伝える
- 住所は、必ず、町名から伝えてください。
住所が分からない時は、近くの大きな建物、交差点など目印になるものを伝えてください。
具合の悪い方の症状を伝える
- 最初に、誰が、どのようにして、どうなったと簡潔に伝えてください。
また、分かる範囲で意識、呼吸の有無等を伝えてください。
具合の悪い方の年齢を伝える
- 具合の悪い方の年齢を伝えてください。
分からない時は、「60代」のように、おおよそでかまいませんので伝えてください。
あなたのお名前と連絡先を伝える
- あなたのお名前と119番通報後も連絡可能な電話番号を伝えてください。
場所が不明な時などに、問い合わせることがあります。
その他、詳しい状況、持病、かかりつけ病院等について尋ねられることがあります。答えられる範囲で伝えてください。
上記に示したものは一般的な聞き取り内容です。
救急車を上手に使いましょう。
近年、救急車の出動件数・搬送人員数はともに増えており、救急隊の現場までの到着時間も遅くなったいます。
また、救急車で搬送された人の約半数が入院を必要としない軽傷という現状もあります。そこで、皆様に上手に救急車を利用していただくため、上記要点をご覧ください。
なお、病院等の問合せには救急医療情報システム0955-22-3852をご利用ください。
救急要請時の口頭指導について

心臓や呼吸が停止した人の救命率の向上を図るため、119番受信時や現場へ向かう救急隊から、心肺蘇生法などを電話により口頭で指導します。
口頭指導があった場合は、指示に従い積極的に実施してください。
救命のためには、一刻も早い心肺蘇生法や、近くにAEDがあれば、これを使用することが重要です。
また、119番通報した後に意識がなくなるなど、容体に変化があった場合は、再度通報してください。