救急医療の受診について
症状に緊急性がなくても、「交通手段がない」 「どこの病院に行けばよいかわからない」 「便利だから」「困っているから」 と 救急車を呼ぶ人がいます。また、「平日休めない」 や「日中は用事がある」、「明日は仕事」などの理由で、救急外来を、夜間や休日に受診する人もいます。
救急車や救急医療は限りある資源です。
いざというときの皆さん自身の安心のために、救急医療の受診について考えてみませんか。
こうしたケースで救急車が呼ばれました
本当に必要か考えてみましょう
- 蚊に刺されてかゆい
- 海水浴に行って、日焼けした足がヒリヒリする
- 紙で指先を切った。血は止まっているが・・・
- 病院でもらった薬がなくなった
- 今日入院予定日だから、病院に行きたい
- ヘルパーを呼んだが来てくれなかったので、代わりに救急車を呼んだ
- 病院で長く待つのが面倒なので、救急車を呼んだ
救える命を確実に救うためには、緊急度に応じた救急医療を提供することが重要です。
消防庁では、こうした緊急度の判定基準を共通のものとして、救急医療を効果的に提供する体制を作っていきたいと考えています。