緊急消防援助隊について
緊急消防援助隊とは
緊急消防援助隊は、平成7年(1995年)に発生した阪神・淡路⼤震災の教訓を踏まえて、被災地の消防では対応が困難な大規模災害等において、全国の消防機関相互による援助体制を構築するため、平成7年6⽉に創設されました。
普段は、伊万里市及び有田町を守る消防士ですが、一度大規模な災害等が発生して被災地からの要請があると緊急消防援助隊として被災地へ駆け付けます。
緊急消防援助隊の活動
緊急消防援助隊は、平成7年の創設以来、令和2年3月末までの間に合計40回出動しています。
当消防本部も平成28年熊本地震、平成29年7月九州北部豪雨及び令和2年7月豪雨に出動しています。
緊急消防援助隊資機材の紹介
津波・大規模風水害対策車
津波・大規模風水害対策車は、津波や大規模風水害による冠水地域での人命救助活動に特化した特殊車両です。
8輪駆動の水陸両用バギーや高機能救命ボート等の装備を積載し、災害時の人命救助活動や探索活動に活躍します。
この車両は、緊急消防援助隊の活動のため、総務省消防庁から無償貸与されています。
高機能救命ボート
高機能救命ボートは、がれきなどが散乱した浸水・冠水場所でも活動できる最大乗員20名の大型のボートです。一度に多くの人を運べるとともに船首のスロープから車椅子を使用している方でも車椅子ごと乗船することができます。
このボートは、緊急消防援助隊の活動のため、総務省消防庁から無償貸与されています。